僕が死のうと思ったのは(Live at NHK Hall 2016.07.22) - Mika Nakashima Übersetzung ins Englische

僕が死のうと思ったのは(Live at NHK Hall 2016.07.22)

僕ぼく が 死し のうと 思おも ったのは
僕ぼく が 死し のうと 思おも ったのは
ウミネコうみねこ が 桟橋さんばし で 鳴な いたから
波なみ の 随意まにま に 浮う かんで 消き える
過去かこ も 啄つい ばんで 飛と んでいけ
僕ぼく が 死し のうと 思おも ったのは
誕生日たんじょうび に 杏あんず の 花はな が 咲さ いたから
その 木漏こも れ 日び でうたた 寝ね したら
虫むし の 死骸しがい と 土つち になれるかな
薄荷はっか 飴あめ 漁港ぎょこう の 灯台とうだい 錆さ びた アーチあーち 橋きょう 捨す てた 自転車じてんしゃ
木造もくぞう の 駅えき の ストーブすとーぶ の 前まえ で
どこにも 旅立たびだ てない 心こころ
今日きょう はまるで 昨日きのう みたいだ
明日あす を 変か えるなら 今日きょう を 変か えなきゃ
分わ かってる 分わ かってる けれど
僕ぼく が 死し のうと 思おも ったのは
心こころ が 空から っぽになったから
満み たされないと 泣な いているのは
きっと 満み たされたいと 願ねが うから
僕ぼく が 死し のうと 思おも ったのは
靴紐くつひも が 解ほど けたから
結むす びなおすのは 苦手にがて なんだよ
人ひと との 繋つな がりもまた 然しか り
僕ぼく が 死し のうと 思おも ったのは
少年しょうねん が 僕ぼく を 見み つめていたから
ベッドべっど の 上うえ で 土下座どげざ してるよ
あの 日ひ の 僕ぼく にごめんなさいと
パソコンぱそこん の 薄明うすあ かり
上階じょうかい の 部屋へや の 生活音せいかつおん
インターフォンいんたーふぉん の チャイムちゃいむ の 音おと
耳みみ を 塞ふさ ぐ 鳥とり かごの 少年しょうねん
見み えない 敵てき と 戦たたか ってる
六畳ろくじょう 一間ひとま の ドンキホーテどんきほーて
ゴールごーる はどうせ 醜みにく いものさ
僕ぼく が 死し のうと 思おも ったのは
冷つめ たい 人ひと と 言い われたから
愛あい されたいと 泣な いているのは
人ひと の 温ぬく もりを 知し ってしまったから
僕ぼく が 死し のうと 思おも ったのは
あなたが 綺麗きれい に 笑わら うから
死し ぬことばかり 考かんが えてしまうのは
きっと 生い きる 事こと に 真面目まじめ すぎるから
僕ぼく が 死し のうと 思おも ったのは
まだあなたに 出会であ ってなかったから
あなたのような 人ひと が 生う まれた
世界せかい を 少すこ し 好す きになったよ
あなたのような 人ひと が 生い きてる
世界せかい に 少すこ し 期待きたい するよ

I thought about dying (Live at NHK Hall 2016.07.22)

I thought about dying
I thought about dying
Because the seagull cried on the pier
Floating and disappearing at the mercy of the waves
Peck the past and fly away
I thought about dying
Because the apricot flowers bloomed on my birthday
If I take a nap in the sunlight
Can I become a bug carcass and soil?
Peppermint candy, lighthouse in the fishing port, rusty arch bridge, abandoned bicycle
In front of the stove in the wooden station
A heart that doesn't leave anywhere
Today is like yesterday
If you want to change tomorrow, you have to change today
I know, I know, but
I thought about dying
Because my heart is empty
Crying that it's not satisfied
Surely because I wish to be satisfied
I thought about dying
Because my shoelace is untied
I'm not good at tying it again
The connection with people is also the same
I thought about dying
Because the boy was watching me
He's kneeling on the bed
Apologies to me that day
Dim light of the computer
Sounds of life in the room upstairs
Sound of the intercom chime
A boy in a bird cage, covering his ears
Fighting an invisible enemy
Don Quixote in a six-mat one-room apartment
Ugly is the goal anyway
I thought about dying
Because I was told that I'm a cold person
Crying that I want to be loved
Because I've come to know the warmth of people
I thought about dying
Because you smile beautifully
I guess I keep thinking about death
Because I'm too serious about living
I thought about dying
Because I hadn't met you yet
Someone like you was born
I like the world a little more
Someone like you is alive
I have a little more hope for the world