アルコールを浴びて今日も逃避する現実
今日も現実から逃れるためにアルコールに溺れて
偽った笑みの裏に隠された真実
作り笑いの中に隠した真実
一瞬の魔法
解き放たれた副作用
瞬間的な魔法、解放された副作用
切れた瞬間が本当の素顔
切れた瞬間、それが本当の素顔
今に見とけって何度口にしただろうか
「今に見ろ」と何回口にしただろうか？
この街で弾かられた社会不適合者
この街ではじかれた社会不適合者
ぼんやりと何時の間にか過ぎていく時間
ぼんやりと、いつの間にか過ぎていく時間
また今夜も無駄に寿命を減らした
また今夜も無駄に寿命を縮めた
取り返しつかない、後にすら戻れない
取り返しがつかず、後にも戻れない
枕を濡らすものがヨダレでありたいだなんて
枕を濡らすものが、よだれであることを願いたい
想うよりもそれを願う他ない
思うことよりもそれを願うしかない
一枚の紙切れに嘆くしかない
一枚の紙切れに嘆くことしかできない
落ちぶれた生き方でも唄わせてくれ
落ちぶれた生き方でも歌わせてくれ
これ以上は俺自身に嘘なんてつけない
これ以上自分自身に嘘はつけない
背けない目ん玉で見据えている
背けない目でじっと見つめている
俺が死んだ時この唄が産声を上げる
私が死んだとき、この曲が産声を上げる
絵にもかけないような情けない人世
絵にも描けないような哀れな人生
小さい手の平で掲げたい信念
小さな手のひらで掲げたい信念
どうすればいい
もう消えたい
どうしたらいい？
もう消えたい
尋ねたとこで明日は待ってくれない
尋ねたところで、明日は待ってくれない
死ね直前後悔したくない
死ぬ直前、後悔したくない
最後ぐらい笑って散りたい
最後くらいは笑って散りたい
あの日の残像を掻き消す用に
あの日の残像を消すように
今日の日の風景を焼き付けるように
今日の風景を焼き付けるように
家賃なら五千円の風呂なしのアパートでは
風呂なしのアパートの六畳間では
ろくすっぽ足伸ばして寝ることも出来ない
足を伸ばして寝ることもできない
四畳半の部屋を電球が彩る
四畳半の部屋に電球が灯っている
色濃く残るほんの一筋の光明
色濃く残る、たった一筋の光
また支払いの封筒と重荷が積み重なる
また支払いの封筒と重荷が積み重なる
隙あらば逃げたいが自分の罪だから
逃げ出したいけど、自分の罪だから
全て自己責任さ
何も文句ないぜ
すべて自己責任、何も文句はない
涙と同時に啜ったノンフライ麺
涙と一緒にすすったノンフライ麺
後ろ指が突き刺さる傷口の断片
後ろ指が突き刺さる傷口の破片
痛みを悼むよりも甚振られる日々だ
痛みを嘆くよりも、苦しめられる日々だ
時の歯車ってヤツはいつから狂った
時の歯車はいつから狂ったのか
正常に戻したいがとどまることを知らない
正常に戻したいけど、止まることを知らない
涙腺が緩めばもう一度結び直す
涙腺が緩んだら、もう一度結び直す
次ことは解けないと固く誓う
次は解けないと固く誓う
感情を押し殺して生きるは辞めた
感情を押し殺して生きることはやめた
秒針の音
刻んだ沈黙の狭間
秒針の音、沈黙の間を刻む
絵にもかけないような情けない人世
絵にも描けないような哀れな人生
小さい手の平で掲げたい信念
小さな手のひらで掲げたい信念
どうすればいい
もう消えたい
どうしたらいい？
もう消えたい
尋ねたとこで明日は待ってくれない
尋ねたところで、明日は待ってくれない
死ね直前後悔したくない
死ぬ直前、後悔したくない
最後ぐらい笑って散りたい
最後くらいは笑って散りたい
あの日の残像を掻き消す用に
あの日の残像を消すように
今日の日の風景を焼き付けるように
今日の風景を焼き付けるように
本音や表情を隠してきた白いマスク
本音や表情を隠してきた白い仮面
酷い逆風に飲まれながら一人歩く
ひどい逆風に飲まれながら一人歩く
手繰り寄せる言葉
想像を具現化
手繰り寄せる言葉、想像を具現化
出来れば楽だって全てシュレッダーに捨てた
できれば楽だと思い、すべてをシュレッダーに捨てた
ご存知の通り借金が募るありさま
ご存知の通り、借金はかさむばかり
膨れ上がる風船が宙に舞ってくれない
膨らむ風船が宙に舞ってくれない
クズすぎて笑えないそんな日常に
クズすぎて笑えない、そんな日常に
嫌気がさして感じてきた憤り
嫌気がさして感じる憤り
さて、こっから
どうプラスに戻せるか
さて、ここからどうプラスに戻れるか
マイナスが多すぎて0すら見えねえんだ
マイナスが多すぎて、0すら見えない
短いしけもくも一吸いほどで無くなる
短いしけもくも一吸いほどで消える
Eランプ点灯の車を走らせる
Eランプが点灯した車を走らせる
購入したechoと九十円の緑茶
買ったエコーと90円の緑茶
財布の中身も完全に底をついた
財布の中身も底をついた
ヨレヨレのTシャツと汚れきったコンバースで
ヨレヨレのTシャツと汚れたコンバースで
今日も町に繰り出す行く宛てもなく
今日も街に繰り出す、行く宛てもなく
絵にもかけないような情けない人世
絵にも描けないような哀れな人生
小さい手の平で掲げたい信念
小さな手のひらで掲げたい信念
どうすればいい
もう消えたい
どうしたらいい？
もう消えたい
尋ねたとこで明日は待ってくれない
尋ねたところで、明日は待ってくれない
死ね直前後悔したくない
死ぬ直前、後悔したくない
最後ぐらい笑って散りたい
最後くらいは笑って散りたい
あの日の残像を掻き消す用に
あの日の残像を消すように
今日の日の風景を焼き付けるように
今日の風景を焼き付けるように
最後に掴むものは胸ぐらじゃなくてこのマイク
最後につかむのは、胸ぐらじゃなくてこのマイク
でもなくて誰かの手の平
いや、誰かの手のひら
冷え切った手を温もった手が繋ぐ
冷え切った手を温もった手がつなぐ
金持ちも貧乏も皆、土に帰る
金持ちも貧乏も、みんな土に帰る
差し押さえ通知さえもはや板に付いてるが
差し押さえ通知さえ、もう板についてるけど
膝だけはもう二度とつかないと言い切る
膝だけはもう二度とつかないと言い切る
あの世に金は一銭も持っては行けないから
あの世に金は一銭も持っていけないから
せめて俺の言葉だけは地球上に残す
せめて私の言葉だけは地球に置いていきたい
真っ直ぐな想いを心の臓目掛け
真っ直ぐな想いを心臓に込めて
振り被ったものの
振りかぶったものの
いとも簡単に弾き返される
あっさりと弾き返される
打たれたピリオドが描いた放物線
打たれたピリオドが描く放物線
確信があのバックスクリーンに突き刺さる
確信が、あのバックスクリーンに突き刺さる
ただ呆然と立ち尽くしていたあの日
ただ呆然と立ち尽くしていたあの日
遊びから本気に変わった瞬間さ
遊びから本気に変わった瞬間
地獄の淵で泣いて彷徨ったことすらも
地獄の淵で泣きながら彷徨ったことさえも
天国の仲間に笑って伝えたい
天国の仲間たちには笑って伝えたい
絵に描いたような壮大な人生だなんて
絵に描いたような壮大な人生なんて
俺のような凡人にはきっと割りに合わない
私のような凡人にはきっと合わない
でも逃げない
今日生きたい
でも逃げない、今日を生きよう
今、孤独でも明日を信じたい
今は孤独でも明日を信じたい
死ぬ直前、後悔したくない
死ぬ直前、後悔したくない
最後ぐらい笑って散りたい
最後くらいは笑って散りたい
あの日の残像を掻き消す用に
あの日の残像を消すように
今日というこの日を忘れぬように
今日という日を忘れないように
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