n-buna - 花降らし paroles de chanson

paroles de chanson 花降らし - n-buna



花びらが宙に浮いた
舞った一足のサンダル
身体ごと宙に浮いて
飛んでしまえたら私は
はらはらはら
一人で踊ってるだけ
ただそれだけだ
春先の空気が澄んでいたから 赤いサンダルを履いて
出かけた先のあの並木のことはあなたから聞いていた
桜が並ぶらしい
顔を伏せるように歩く人が多いから嫌になって
そしたら飛んでいた桜が切に愉快に見えたから
この道で踊ってやろうと思った
タッタラタ ラッタッタ
足を運ぶ
タッタラタ ラッタッタ
音を鳴らす
タッタラタ ラッタッタ
春を踊るのさ 桜の下で
花びらが宙に浮いた
舞った一足のサンダル
身体ごと宙に浮いて
飛んでしまえたら私は
はらはらはら
一人で踊ってるだけ
ただそれだけだ
並木を抜けるほど歩く人の
冷めた視線も気にならなくなる
足がもつれても 髪が解けても何か楽しかった
背を曲げて生きてる私じゃないみたいだ
花びらの落ち方にだって
あなたとの思い出が溢れる
うるさいくらいに私を覆うそれを
あなたに教えないと
あなたの葬式を見た
なんてことのないアイロニー
形だけ何か述べて通り過ぎ行く
あぁ 私は
はらはらはら
一人俯いてるだけ ただそれだけだ
花びらが宙に浮いた
舞った一足のサンダル
貴方ごと宙に消えて
行ってしまえたら私は
はらはらはら
一人で踊ってるだけ
式日を背に
一人俯いてるだけ
ただそれだけだ



Writer(s): N−buna


n-buna - 月を歩いている
Album 月を歩いている
date de sortie
06-07-2016




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