Lyrics 悪役にキスシーンを - ALVINE feat. 初音ミク , 40mP
シナリオどおりの恋は
もうすぐ終わりを迎える
観客は誰もいない
孤独なステージの上
僕に与えられたのは
嫌われ者の悪役で
君と結ばれる人は
僕じゃない他の誰か
立ちすくむ二人の影
スポットライトが照らす
決められた台詞どおり
僕はサヨナラを告げる
なぐさめの言葉どれだけ並べたって
結末はもう変わりはしないし
ちゃんと君が大嫌いになれるように
最低最悪の僕を演じるよ
半端な優しさなんて
毒にも薬にもならない
幸せを願うのなら
傷つける勇気がいる
足下にこぼれ落ちる
その涙の数さえも
はじめから決められてる
抗うことはできない
ハリボテの街が夕焼けに染まって
僕たちの別れを彩る
見てくれを整えるために着飾った
恋愛感情は脱ぎ捨てる
BGMが終わる頃
ステージは暗闇に包まれてく
暗転の隙に君の手握り締め
遠いどこかへ連れて行こうか
そんな想像をする暇さえないくらいに
一分一秒が通り過ぎてゆく
君をひとり舞台に置き去りにして
振り返ることなく立ち去る
もう二度と顔も見たくないってくらいに
最低最悪な僕になれたかな?
ゆっくりと幕が降りる
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