Akina Nakamori - 無縁坂 Lyrics

Lyrics 無縁坂 - Akina Nakamori



母はまだ若い頃 僕の手をひいて
この坂を登るたび
いつもため息をついた
ため息つけば それで済む
後ろだけは見ちゃだめと
笑ってた白い手は
とてもやわらかだった
運がいいとか 悪いとか
人は時々 口にするけど
そういうことって 確かにあると
あなたをみてて そう思う
忍ぶ 不忍(しのばず) 無縁坂
かみしめるような
ささやかな僕の 母の人生
いつかしら僕よりも
母は小さくなった
知らぬまに白い手は
とても小さくなった
母はすべてを 暦に刻んで
流して来たんだろう
悲しさや苦しさは
きっとあったはずなのに
運がいいとか 悪いとか
人は時々 口にするけど
めぐる暦は 季節の中で
漂いながら 過ぎてゆく
忍ぶ 不忍(しのばず) 無縁坂
かみしめるような
ささやかな僕の 母の人生



Writer(s): さだまさし


Akina Nakamori - フォーク・ソング〜歌姫抒情歌
Album フォーク・ソング〜歌姫抒情歌
date of release
24-12-2008




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