Lyrics 襟裳岬 - Kazuya Yoshii
北の街ではもう
悲しみを暖炉で
燃やしはじめてるらしい
理由のわからないことで
悩んでいるうち
老いぼれてしまうから
黙りとおした
歳月を
ひろい集めて
暖めあおう
襟裳の春は
何もない春です
君は二杯めだよね
コーヒーカップに
角砂糖をひとつだったね
捨てて来てしまった
わずらわしさだけを
くるくるかきまわして
通りすぎた
夏の匂い
想い出して
懐かしいね
襟裳の春は
何もない春です
日々の暮らしはいやでも
やってくるけど
静かに笑ってしまおう
いじけることだけが
生きることだと
飼い馴らしすぎたので
身構えながら
話すなんて
ああ
おくびょう
なんだよね
襟裳の春は
何もない春です
寒い友だちが
訪ねてきたよ
遠慮はいらないから
暖まってゆきなよ

1 SPINNING TOE HOLD 〜OPENING〜
2 真赤な太陽
3 ウォンテッド (指名手配)
4 おまえがパラダイス
5 噂の女
6 夢の途中
7 あの日にかえりたい
8 人形の家
9 百合コレクション
10 さらばシベリア鉄道
11 襟裳岬
12 SPINNING TOE HOLD 〜ENDING〜
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