Lyrics ルーフトップ - 新谷良子
飛び立てない
ビルの上
私はひとり
金網を揺らしながら
泣いていたの
夜明けと共に
私の願いはたったひとつ
他愛のない願いひとつ
信じられる人がいればよかったんだ
優しい顔して近づき
あたえるふりして奪い合うばかり
誰かのシアワセ話をそっと
舌打ちしながら聞いてる
卑屈な感情にもまれ
壊され
嫌いなモノが増えていく
嫌われることも増えてく
抜けだせないよ
欲しがるほど失い
露わになった
虚偽
-my
falsehood-
飛び立てない
ビルの上
私はひとり
金網を揺らしながら
泣きました
遠ざかる愛に今
別れを告げて
うずくまり
地を這うように生きてゆこう
それしかないよ
寝そべったコンクリートの床
額におちる雨粒も
人の心よりはずっとあたたかい
まぶたを閉じたらそのまま
開かないかも
なんて思う今夜
遠くで聞こえる救急車の
サイレンが耳に心地いい
私をすぐ迎えにきてください
心に負った切り傷を
なかったことにしてくれる医者{神}はいますか
私がいなくなったら
誰が悲しむでしょう
立ち上がる時は
手を貸してください
たとえアクマの
誘惑だとしても
新しい武器はそう
網の仮面{マスク}
くだらない願いなんか
捨ててしまえ
夜明けと共に
欲しがるほど失い
ならば
なにもいらない
世界で信じられるのは
奮い立つような
虚偽
-my
falsehood-
飛び立てない
ビルの上
私はひとり
金網を揺らしながら
泣きました
遠ざかる愛に今
別れを告げて
うずくまり
地を這うように生きてゆこう
夜明けと共に
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