paroles de chanson Heretical Wings - 霜月はるか
Heretical
Wings
- 霜月はるか
小さな窓から差す
仄蒼い月灯り
冷たい石壁(かべ)に凭れ
重い瞼を閉じる
絶望に囚われた心
絡みつく鎖は
解こうと藻掻くほど
深く
信じられるモノ
集めた世界は
容易く嘘に呑まれてく
傷付いた翼
もう羽ばたけない
遠ざかる約束
壊れた儚い未来
虚ろを抱いたまま
幾千の夜を超え
静寂(しじま)を揺らす風が
永久(とわ)の眠りを覚ます
眩しさの先に佇んだ
美しい少女は
よく似た瞳(め)の色をしていた
確かなモノなど
何一つも無い
脆くて曖昧な場所で
ふたりは寄り添い
共に夢を見る
他愛ない約束
僕には充分だった
誰もが孤独に
正しさを掲げ
振り翳すのが世界なら
僕の真実は
僕の中にある
他の誰かになど
奪えはしない
信じたいモノを
信じる強さで
降り注ぐ矢を払い
飛べ
この背の翼が
全ての敵でも
君の手を離さず
連れて行くよ
あの遙か故郷(そら)へ
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