Lyrics 女は抱かれて鮎になる - Fuyumi Sakamoto
風が鳴く
雲が啼く
霧に隠れて山が哭く
恋に疲れた
旅ならば
心はとっくに泣いている
湯煙りの
日暮れ里
蝉しぐれ
かくれ宿
一日分の
悲しみを
洗い流して
拭きとるけれど
渇き切れない
洗い髪
あなたを今も
恋しがる
抱いて抱いて
もう一度
抱かれりゃ
鮎になれるから
夜が鳴く
鳥が啼く
枕濡らして夢が哭く
息を殺して
指を噛み
寝たふりしてても泣いている
せせらぎの
川の音
忍び込む
月明かり
一日分の
切なさを
なだめすかして
添い寝をしても
帯を解いて
泳ぎたい
あなたの胸に
つかまって
抱いて抱いて
もう一度
抱かれりゃ
鮎になれるから
抱いて抱いて
もう一度
抱かれりゃ
鮎になれるから

1 夜桜お七
2 火の国の女
3 螢の提灯
4 朧月夜に死にましょう
5 夜叉海峡
6 忍冬(すいかずら)
7 千すじの黒髪
8 雪国 ~駒子 その愛~
9 乱-らん-
10 ずっとあなたが好きでした
11 おんな南部坂
12 女房気質
13 秘恋~松五郎の恋~
14 北の海峡
15 愛の詩
16 女は抱かれて鮎になる
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