Lyrics ちょっとまって - Hannya

Talkin 東京の根っ子 イートコも嫌なトコも
知ってるぜ滅方 ドコの誰が何をして
ドコの誰かが何をした?

連続 勤務 25年 遅刻 早退 欠勤 1度も無ぇ
母親 女房 息子に娘 ハタから見れば円満な家庭
"春日部"に建てた 1戸建て
後、約半世紀ローン終わるワケねー
家族が命 仕事一筋 来月息子は結婚するし
がんばれ親父 ろくに寝てない
でも、娘大学受かりめでたい

あの笑顔 生き甲斐 来年こそは皆でハワイに行きたい
そんな平日のとある日、
上司と同僚に誘われ乗り込んだタクシー
行った先は高級飲み屋 久しぶりにハメ外した 本当にな
ソコで上司がこー言う 「さぁ、もう一軒勝負!!」
酒もあり興奮 更に上司「よし、おごっちゃるソープ!!」
ストレスも溜まってた 女房とも御無沙汰溜まってた
気が付くと膝まづいた黒服が
「いらっしゃいませ」と笑ってた
写真など見ないで十分 ここは吉原 待つ事数分
さぁ出てきた泡姫
「え、まさか...」
「由美!」
「お父さん!?」

ンなバカな

ちょっと待って 本当なのね

Talkin 東京の根っ子 イートコも嫌なトコも
知ってるぜ滅方 ドコの誰が何をして
ドコの誰かが何をした?
×2

貧乏ヒマ無し 今年42 バツイチ 日雇い 自称"自由人"
口グセは「女は金がかかる」 何故か常に泣いてる背中
恋人は日曜競馬 いつもサングラス一応"RayBan"
負けて帰る ソレが定着 家 差し押さえ... 笑えねーじゃん
実は自給800円 貯金なんて全く無え
"慰謝料相当キツいらしーよ"
ウワサをしていた会社の同僚
あんな風にはなりたかねーなと
ぶっちゃけ オレもしてた同情
ソレが週明け月曜早朝 6: 00に電話が鳴った丁度
「...どーしたンスか? 朝早く」
「悪ィばってオレ会社に辞める...」
それだけ言って切る電話
何度リダイヤルしてもつかねー連絡
あのオヤジ... 何か変だ 会社にとぶと何故か金庫無えんだ
ホワイ? コロス 殺ル 絶対! あ、窓の外 赤灯 数十台
取り押さえられるのはオヤジ 「コノヤロウ」急ぐ傍に
走る只 野次馬の中
しょっぴかれてるオヤジと合った目が
その横 曲がった金庫 プレート無しのクレーン車4トン
「アイツが共犯」叫ぶオヤジ 近づくケーカン
「...え? そんな」

ちょっと待って 本当なのね