Keiko Lee - 我が良き友よ Lyrics

Lyrics 我が良き友よ - Keiko Lee



下駄をならして奴がくる 腰に手ぬぐいぶらさげて
学生服にしみこんだ 男の臭いがやってくる
夢よ よき友よ おまえ今頃どの空の下で
俺とおんなじあの星みつめて何想う
可愛いあの娘に声かけられて 頬をそめてたうぶな奴
語り明かせば下宿屋の おばさん酒持ってやってくる
恋よ よき友よ 俺は今でもこの町に住んで
女房、子供に手を焼きながらも生きている
男らしさと人が言う おまえの顔が目に浮かぶ
力ずくだと言いながら 女郎屋通いを自慢する
夢よ よき友よ 時の流れをうらむじゃないぞ
男らしいはやさしいことだと言ってくれ
家庭教師のガラじゃない 金のためだと言いながら
子供相手に人の道 人生などを説く男
夢よ よき友よ 便りしたため探してみたけど
暑中見舞が返ってきたのは秋だった
古き時代と人が言う 今も昔と俺は言う
バンカラなどと口走る 古き言葉を悔みつつ
友と よき酒を 時を憂いて飲みあかしたい
今も昔もこの酒つげば心地よし
学生達が通りゆく あいつ程ではないにしろ
まじめなのさと言いたげに 肩で風切って飛んでゆく
友よ よき奴よ 今の暮らしにあきたら二人で
夢をかかえて旅でもしないかあの頃へ



Writer(s): Takuro Yoshida


Keiko Lee - Timeless 20th Century Japanese Popular Songs Collection (13 Tracks)




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