Lyrics 現実は小説より奇なり - Motohiro Hata
読みかけの小説
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午前二時
ニュース速報の音
テロップの点滅だけが残る
テレビを消して
ベッドに倒れ込む
深い夜の静寂(しじま)に
僕だけを
残して
話は進んでゆく
僕なんて
人間が不完全
何も持ってないよ
きっと
答えが怖くて
はぐらかしてきたから
Ah
今
世界が終わっても
後悔はない
そう言えるくらい
僕も生きられたなら
携帯画面に
点る
午前四時
常夜灯のオレンジ
翳んでく
憂鬱な夢も連れてゆけよ
いつだって
展開は不透明
何が待っているの
きっと
想像以上だろう
でもページの向こうへ
Ah
物語の続きなら
痛いくらい
この小さな現実の中にある
誰もいない部屋で独りきり
未来まで暗闇にまぎれても
朝の光
重いカーテンをめくる
Ah
今
世界が目覚める
二度とない
誰も知らない
僕だけの結末を見に行こう
1 Hello to you
2 グッバイ・アイザック
3 Girl
4 初恋
5 現実は小説より奇なり
6 ひとなつの経験
7 May
8 FaFaFa
9 エンドロール
10 自画像
11 水無月
12 Dear Mr.Tomorrow
13 綴る
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