Lyrics やがて - Naotaro Moriyama
扨は地平に響く歌
殊更にあおる永遠の中で
絡まってる
果てはこの手にしたい物
ありふれた表情で語りかける
愛の融和
吹き抜ける風の仕草で
何かが描かれようとしている
それを見ている瞳に目的はない
眠る猫の傍で
明け方を告げる前置きのない旋律
やがて
何一つ不条理じゃない
君と生きた世界なら
やがて
実に秘密の果実は甘い
咎に満ちた未来から
彼方へ
やがて
時は折しも今しがた
陽炎に揺れる「おはよう」の声
誰の言葉
気の抜けた炭酸水の深淵
何かが描かれようとしている
夕暮れに紛れた紙芝居のエンディング
物理学者のくたびれたジャケット
叩かれた文字が微笑みを浮かべド
やがて
決められた物語はない
時を真似た光さえ
やがて
さも未踏の大地は暗い
今は過去を捨て去って
さながら
やがて
やがて
何一つ不条理じゃない
君と生きた世界なら
やがて
実に秘密の果実は甘い
咎に満ちた未来から
彼方へ
やがて
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