Shinji Tanimura - 狂った果実 Lyrics

Lyrics 狂った果実 - Shinji Tanimura



ひとしきり 肩濡らした冬の雨
泥をはねて行き過ぎる車
追いかけて喧嘩でもしてみたら
少しぐらい心もまぎれる
狂った果実には 青空は似合わない
家を出たあの時の 母のふるえる声は
今でも耳に響いてる 低く高く
ポケットで折れていたハイライト
おかしくて吸う気にもなれず
かじりかけの林檎をただ思い切り
投げつける都会の闇に
許してくれなんて言えない今の俺には
ナイフすてたこの手で 回すダイヤルの音
せめてもう一度刻みたい 声がある
生まれてきたことを 悔んでないけれど
幸福に暮らすには 時代は冷たすぎた
中途半端でなけりゃ 生きられない それが今
狂った果実にも 見る夢はあるけれど
どうせ絵空事なら いっそ黙ってしまおう
せめてこの胸が裂けるまで
Silence is Truth!



Writer(s): 谷村 新司, 堀内 孝雄, 谷村 新司, 堀内 孝雄


Shinji Tanimura - Best Collection Iihi Tabidachi
Album Best Collection Iihi Tabidachi
date of release
26-03-2008




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