Lyrics Aporia - Yorushika
描き始めた
あなたは小さく
ため息をした
あんなに大きく
波打つ窓の光の束が
あなたの横顔に跳ねている
僕の体は雨の集まり
貴方の指は春の木漏れ日
紙に弾けたインクの影が
僕らの横顔を描写している
長い夢を見た
僕らは気球にいた
遠い国の誰かが
月と見間違ったらいい
あの海を見たら
魂が酷く跳ねた
白い魚の群れに
あなたは見惚れている
描き始めた
あなたは小さく
ため息をした
あんなに大きく
波打つ線やためらう跡が
あなたの指先を跳ねている
長い夢を見た
僕らの気球が行く
あの星もあの空も
実はペンキだったらいい
あの海を見たら
魂が酷く跳ねた
水平線の色に
あなたは見惚れている
広い地平を見た
僕らの気球は行く
この夢があの日に読んだ
本の続きだったらいい
あの海を見たら
魂が酷く跳ねた
水平線の先を
僕らは知ろうとする
白い魚の群れを
あなたは探している
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