Lyrics 週刊少年バイバイ - pinocchioP
みんなの心掴むため
超能力が使えるの
アンケートハガキのため
必死で戦っているの
運動したり
恋したり
ライバルと手を組んでも
数日後の未来に
打ち切りが決まっているんでしょう
流行りと廃りをかきわけて
僕は生まれてきたけど
折り目がついたり
読み飛ばされたり
それでも立ち向かうのでしょう
早送りされる時間は
軽く捨てられる命は
物語を
物語を
終わらすためなの?
真っ黒なインクの血を吐き出しながら
素直な気持ちを叫んだって
良くある記号の羅列だって
違う
違う
違う
違う
違う
違う
違う
じゃん
生まれた意味を考えたって
知らない漫画のキャラクターって
痛い
痛い
痛い
痛い
痛い
痛い
痛い
痛い
痛い
痛い
痛い
痛い
バイバイ
空回りをしたネームが
唇を乾かしてゆく
誰も見てない背景が
主線に重くのしかかる
特徴の無い捨てキャラが
黙ってこっちを見てる
四角を保つ泥濘(ぬかるみ)に
足を取られて沈んでく
蜘蛛の子散った複線は
練りに練られた展開は
もういらない
もういらない
必要ないけど
友情や努力や勝利は
どこへ消えるの
量産された憧れだって
数字で殺す暴力だって
偉い
偉い
偉い
偉い
偉い
偉い
偉い
じゃん
愛するあなたを守れたって
中途半端な結末だって
辛い
辛い
辛い
辛い
辛い
辛い
辛い
辛い
辛い
辛い
辛い
辛い
描かれるはずだった物語が
〆切(しめきり)の彼方へ捻(ね)じ曲がる
冷ややかな声も
惜しまれる声も
低空飛行で消えてゆく
白黒のヒエラルキー
1ページ目から始めて
最後のページを迎えて
僕の旅が
僕の旅が
終わってしまうの
そして誰の記憶に
残るのだろう
残るのだろう
漫画じゃ起こせる奇跡だって
現実じゃ笑い話だって
嫌い
嫌い
嫌い
嫌い
嫌い
嫌い
嫌い
じゃん
助けてくれって叫んだって
良くある記号の羅列だって
違う
違う
違う
違う
違う
違う
打ち切り漫画のキャラクターが
あなたの姿に良く似ていて
痛い
痛い
痛い
痛い
痛い
痛い
痛い
痛い
痛い
痛い
先生の次回作にご期待下さい
先生の次回作にご期待下さい
先生の次回作にご期待下さい
先生の次回作に
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