Lyrics 彼と彼女のソネット - 坂本美雨
今の私達をもしもなにかにたとえたなら
朝の霧のなかで道をなくした旅人のよう
いくつもの偶然からあなたにひかれてゆく
星は瞳に落ちて
いくつもの夜を超えて渡った時の迷路
解きあかしてきたのに
おおきなあなたの胸
ひとりはなれた木の葉のような
心ささえたまま
かわいた風は私を運ぶ
君は、そう...
いつのまにか知ってる
僕をこえて歩いて行けることを
懐かしい白い指に触れても
ほどけてゆく
遥かな愛の思い
もう一度いそぎすぎた私を
孤独へ帰さないで
いつまでもあなたのこと聞かせて
愛をあきらめないで
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