Lyrics 水たまり -puddle- - 折戸伸治
また
胸ん中に水たまりができちまった。
夜になると
思い出がピチャンと跳ねてね、
この胸があいつを恋しがるんだ。
男ってのは淋しがり屋なんだね。
おまえは可憐な
俺の花
誰も汚せぬ
指させぬ
泣けば三日も
目を腫らし
泣かせた過去を
せめている
水たまり
水たまり
おまえの夢が
揺れる夜
夜更けに小石を
蹴るたびに
すこし淋しい
水の音
胸におまえの
ほほえみが
浮かんで消えて
また浮かぶ
水たまり
水たまり
飛び越えながら
想う夜
ふと立ち停まると
自分の影がやけに淋しそうでさ
また、あいつのところへ
戻りたくなるんだよね。
さよなら言ったら
くちびるに
黒髪噛んで
ふるえてた
傘にかくれて
駆けだせば
小雨の街で
泣いていた
水たまり
水たまり
別れの顔が
浮かぶ夜
1 [data track]
2 野道 -field path-
3 伝承 -folklore-
4 跳ね水 -splash-
5 夢語り -saga-
6 虹 -prism-
7 夏影 -summer lights-
8 てんとう虫 -bug walk-
9 水たまり -puddle-
10 夜想 -nocturne-
11 川 -river-
12 蝉衣 -thin clothes-
13 絵空事 -stratus-
14 双星 -altair and vega-
15 縁 -the way so far-
16 理 -the law-
17 神薙 -dissidents-
18 此処 -home-
19 月童 -moon child-
20 銀色 -giniro-
21 ふたり -two of us-
22 回想録 -reminiscences-
23 羽根 -plume-
24 銀色 (orgel version)
Attention! Feel free to leave feedback.