Lyrics 花星賛歌 - 普天間かおり
遠い遠い野原のすみで
蕾ほころばせゆく花よ
光あびて水汲み上げて
大気の中香り放てよ
遠い遠い岩場の陰で
冷たい風に揺れる花よ
空に茎を地に根を伸ばし
生きた証
種に刻めよ
たとえ誰からも赤らみを
見られることなくともいい
花よ花よ
どこに芽生えようと
枯れ散る日まで咲き続けろ
遠い遠い夜空の彼方
もうじき役目終える星よ
体燃えて尽きるその前に
ちいさな願いをかけさせて
星座から遠く離れても
名前すらなくともいい
星よ星よ
おじけづくことなく
今
堂々と輝けよ
形あるもの皆朽ちるとも
時が流れゆくともいい
花よ星よ
人の胸の中で
終わることない歌となれ
歌よ歌よ
人の胸の中に
花咲かせろよ
星灯せよ
花よ星よ
人の胸の中で
終わることない歌となれ
歌よ歌よ
人の胸の中に
花咲かせろよ
星灯せよ
遠くて近い
近くて遠い
歌で結ばれた花と星
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