Lyrics 離郷しぐれ - Kiyoshi Hikawa
どうかお頼み
いたします
残し置きゆく
父母の
明日を案じて
手を合わす
男には行かねばならぬ
時がある
離郷しぐれが
枯れ葉を連れて
俺を呼ぶよに
窓を打つ
父は行けよと
申します
たった一度の
人生を
広い世間で
頑張れと
男には口には出さぬ
夢がある
離郷しぐれが
別れの朝に
なんで門出を
濡らすのか
名残惜しいが
参ります
俺を見送る
こともせず
母は気丈に
背を向けた
いつの日か迎えに来ると
振り向けば
離郷しぐれか
涙の露か
肩にハラハラ
降りかかる
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