paroles de chanson あえたね - Galileo Galilei
いまや不眠症
机に突っ伏す眠り姫も
カエルの姿が恋しい
ハエを見つめる王子も
タイトルのないチケットを握り
窓の外を見て
ただひとりでふと笑っていた
生きるのに夢中なんだ
夜空を見上げなくなった
スペースボーイ
君の魂は重力に勝てはしなかったな
人になりたい木偶の子は
身体を捨ててデータになった
青い妖精だけが
変わらずに君を待ってる
星たちのライツ
ずっとそこにいるのに
今になって君が恋しい
だから僕は呼んだよ
このひどく美しい世界で
君となにを言うでもなく
今夜耳をすませて
ずっと聴こえていた歌声
懐かしいのに冷たい混沌の中で
やあ
あえたね
時代遅れのカボチャの馬車で
みんなを迎えに行こう
ひとりひとりのチケットに
名前を書いてあげよう
それは結局僕らの手のなかにある
変わっちまったくそったれな世界で
やあ
あえたね
ギターを担いで
踏切の前で暑さに唸る
イギリスかぶれの少女の向かい側で
僕は目に映る全て
行き交う人と風の中で
チケットに落書きをしてた
最初1発目のライツ
書き殴ったみんなが
物語の外で生きてた
だから僕を呼んでよ
このひどく美しい世界で
君と交わす言葉はひとつ
あとは耳をすませて
ずっと流れ出てたメロディ
涙みたいに止まらない
エンディングのあと
誰もが席を立っても
荷物いっぱいの赤い車で
みんなを乗せて行こう
ひとりひとりの続きに
乾杯しよう
ほらね結局僕らの手のなかにある
変われなかったくそ最高の僕らが
これからなにをしようって感じでさ
あえたね
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