paroles de chanson 柊の街 - Shinji Tanimura
道路を濡らす冬の雨
疲れた足をひきずり
電車に飛び乗る
スチームと香水が
けだるくたち込めたまま
景色が流れてゆく
車内ずりは相変わらず
スキャンダルと人の噂
どうでもいいことばかりの
RAINY
DAY
RAINY
DAY
RAINY
DAY
一駅過ぎるたび
街燈がともり始め
見慣れた街並も
夕暮れの雨の中
待つ人がないままの
一人のあの部屋も
薄紫の冷たい雨の中
濡れて...
駅前の花屋には
季節を忘れたような
鮮かな赤い花
吐く息の白さとは
まるで裏腹のように
夕闇の中に咲く
この街を飛び出せないで
この街で暮らし続けた
初めて来たあの日も確か
RAINY
DAY
RAINY
DAY
RAINY
DAY
二人で住もうと
誓った言葉さえも
凍えて消えていた
夕暮れの雨の中
わずかな想い出さえ
あの音の向こう側に
連れ去ってゆく紫の雨の中
濡れて...
RAINY
DAY
柊の街の
RAINY
DAY
柊の街の
RAINY
DAY
柊の街の
RAINY
DAY...
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