paroles de chanson 冬の唄 - peco
手あぶり火鉢が
あった頃
煙草は
今よりうまかった
女の素足の
つめたさが
いとしく思えたものだった
二人でいれば
生きられる
一人になれば
凍え死ぬ
そんな思いが
ジンジンと
胸に響いた
冬の唄
ああ
人恋し
ああ冬の唄
時計がチクタク
鳴った頃
別れは
今より辛かった
男のコートを
重ね着て
女がふるえたものだった
夜ふけに
おりる階段が
ギシギシきしむ
たびごとに
二人
その場に立ちどまり
耳をすました
冬の唄
二人でいれば
生きられる
一人になれば
凍え死ぬ
そんな思いが
ジンジンと
胸に響いた
冬の唄
ああ
人恋し
ああ冬の唄
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