paroles de chanson 辺境からの生還者 - Revo
邊境の地ギョレメで
平和維持活動に
從事していた小隊が
消息を絕った...
行方不明になったのは
國籍も人種も性別も違う
五人だった...
──そして二年後...
生還したのは
たったひとりだった...
『リヴァイアサン』
それは──終末を知らせに降臨する獸の名だ...
誰も疑わぬ『日常』という虛構の中で
靜かに『齒車』は迴ってゆく
誰も出られぬ『日常』という檻の外で
密かに『現實』は換わってゆく
誰も望まぬ『終末』という舞台の上で
靜かに『齒車』は迴ってゆく
誰も氣付かぬ『終末』という運命(さだめ)の下で
密かに『現實』は換わってゆく
同じ時刻に別々の場所で
死んだ雙子の《浮浪者》(ホームレスhomeless)
退院後何故か黑子の位置が
鏡面對稱の《法務大臣》(ほうむしゃ)
『齒車』は迴り...『現實』は入れ換わる...
何かが動き出そうとしている...
《千年紀》(ミレニアムmillennium)が避けて通った街にも...
風に乘って闇の匈いが漂い...
見てはならない者たちが蠢く...
きっとこんな夜だ...
あの『男』が掃ってくるのは...
──ID...
腦外科...
DR.ザグー...
人體を中心から切斷した半身を
それぞれ復元したのが《鏡人間》(ミラーヒューマンmirror
human)
醫學の起源は魔術であると
《腦外科の權威》(ザグー)はメスを光らせた
拘束された《女》(さつき)は為す術もなく
掃らぬ《男》(ひと)の名を叫ぶ
その時ドアを蹴破って
躍り出た影
呼ばれた男が今そこに
共に驅けつけた
恩師《菜々山》の
銃口が火を噴いた...
ほら...『男』は掃り...『現實』を入れ換える...
彼らの物語が始まる...
『リヴァイアサン』
──それは終末を知らせに降臨する獸の名だ...
いくつもの獸や魚の身體からなる
天地創世より存在するこの終末の獸は
來るべき最後の審判の日
救い主の手によって捕らえられ...
その巨大な肉は聖なる人の食物として
嚴かに獻上されるという...
──リヴァイアサン、終末を告げし獸
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