paroles de chanson 微笑がえし - 堂島孝平
春一番が掃除したてのサッシの窓に
ほこりの渦を踊らせてます
机
本箱
運び出された荷物のあとは
畳の色がそこだけ若いわ
お引っ越しのお祝い返しも
済まないうちに
またですね
罠にかかったうさぎみたい
いやだわ
あなた
すすだらけ
おかしくって
涙が出そう
12 3(ワンツースリー)
あの三叉路で
123 軽く手を振り
私達
お別れなんですよ
タンスの陰で心細げに
迷い子になった
ハートのエースが出てきましたよ
おかしなものね
忘れたころに見つかるなんて
まるで青春の想い出そのもの
お引っ越しのお祝い返しも
今度は二人
別々ね
何年たっても年下の人
いやだわ
シャツで
顔拭いて
おかしくって
涙が出そう
12 3(イチニサン)
3ツ数えて
123 見つめ合ったら
私達
お別れなんですね
お引っ越しのお祝い返しは
微笑にして届けます
やさしい悪魔と住みなれた部屋
それでは
鍵が
サカサマよ
おかしくって
涙が出そう
12 3(アンドゥトロワ)
三歩目からは
123 それぞれの道
私達
歩いて行くんですね
歩いて行くんですね
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