paroles de chanson ほおずき - Kiyoshi Hikawa
梅雨の晴れ間に
ふたりして
ほおずき市に
いきました
七月十日の
浅草寺
君は浴衣を
キリリと決めて
襟のあたりが
あだっぽい
ほつれげゆれて
手を添える
ほおずき咲いてる
植木鉢
ひとつ求めた
あの日あの時
あれから幾年
経ったのか
あの日の君は
もういない
君はどこかへ
行ったけど
まっかに燃える
ほおずきを
いまでもひとり
吹き鳴らす
君のところに
聞こえるように
町の景色は
様変わり
近くにできた
スカイツリー
愛しているさ
今もなお
君が好きだよ
好きだよ君が
あれから幾年
経ったのか
やさしい君は
もういない
あれから幾年
経ったのか
やさしい君は
もういない
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