Lyrics 時は流れて - André Gagnon
あんたには
もう
逢えないと思ったから
あたしはすっかり
やけを起こして
いくつもの恋を
渡り歩いた
その度に
心は
惨めになったけれど
あんたの行方を
探したりすれば
もっと惨めに
なりそうな気がして
あんたの恋のうわさも
いくつか
聞いた
その度に
心は
安心していた
あたし一人が
変わってしまって
あんたが何ひとつ変わらずにいたら
時はなんにも
理由のない
淋しい月日に
なりそうな気がして
あんたよりずっと
いいと思う相手と
恋をし直して
きたつもりだった
人がなんと言おうと
おかまいなしに
なんとか今日だけ
楽しくなれよと
明日などないと
酒をあおれば
なお褪めて
今日も
まだ生きていた
人生は
そんなもの
時は流れて
町は変わった
知ってる顔も
少なくなった
小石のように
転がりながら
そうして
あたしは
あんたを待ちすぎた
たとえ
もういちど
まぐれ逢えても
顔も見分けてもらえはしないだろう程に
あんたには
もう
逢えないと思ったから
あたしはすっかり
やけを起こして
いくつもの恋を
渡り歩いた
その度に
心は
惨めになったけれど
そして
あたしは
変わってしまった
泳ごうとして
泳げなかった
流れの中で
今はただ
祈るほかはない
あんたがあたしを
みつけやしないように
時は流れて
時は流れて
そして
あたしは
変わってしまった
流れの中で
今はただ祈るほかはない
あんたが
あたしを
こんなに変わった
あたしを
二度と
みつけや
しないように
時は流れて
時は流れて
そして
あたしは
変わってしまった
時は流れて
時は流れて
そしてあたしは
あんたに
逢えない
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