majiko - 白い蝉 Lyrics

Lyrics 白い蝉 - majiko



蝉がうるさい夜に独り言
「前に、前に」泣きながら
大して今だって変わんないよ
頑張ったって意味なんてないことは
わかった上だ
逃げるようにその場を去った
悲しくも嬉しくもなくて
気付かないフリして笑った
甘いアイスは溶けていった
ギンギラギンにカンカン照り
ドロドロ、ばっちいな
そんなジロジロ見んな、皆まで言うな
いかんよ、こんなんじゃ
もっと違う自分であったのなら
今日は違ったんか?
そんなウジウジ言ってハエが集っちゃう
カラクリカラリ
強く踏み締めた
これは僕がここにいた証
全然足んない
こんなもんじゃなくて...
ああ、もう、うざったい
蝉がうるさい夜に独り言
「前に、前に」泣きながら
悪夢か?それとも熱帯夜?
飛び起きたって心臓止まらない
とっくに割愛したい昔話
「愛を」「愛」を叫んでた
大して今だって変わんないよ
頑張ったって意味なんてないことは
わかった上だ
すっからかんの一日通り
ジリジリ、あっちいな
酷い思い出は、置いとかないで
さよなら、バイバイよ
いっちゃん大事にしたいものだけを
ナデナデ、愛でたい
こんな僕の夢くらい聞いて...
ハラヒレホロリ
あと一皮が剥けたくて
剥いたささくれ、痛い
冗談じゃないよ
美談でもなくて...
もう、じれったい
何もいらないからほんの少し
「そうだ、そうだ」気付かせて
不甲斐ない思いをして流した
あの時の涙は無駄じゃないの?
また無限ループ、答えは出ないまま
「きっと、きっと」言い聞かせた
来年の今頃の僕が
今日の僕を救う、そんな話
なくはないから
地球は何回回った?
同じくらいどうでもいい
投げた匙を拾い思う
もう昔ほどは期待しない
僕は自己陶酔
本当は違う
こんなもんじゃないって...
ああ、もう、うざったい
今日もまた蝉がうるさい夜に独り言
「前に、前に」泣きながら
悪夢か?それとも熱帯夜?
飛び起きたって心臓止まらない
遠くに渇望したい先の話
「待って、待って」くらいがいい
大して未来だって変わんないよ
頑張ったって意味なんてないことは
わかった上だ
ギンギラギンにカンカン照り
ドロドロ、ばっちいな
よく見たら当たり棒
ください、もう一本
来年の今頃の僕を
今日の僕が救う、そんな話
なくはないから



Writer(s): Majiko


majiko - White Cicada - Single
Album White Cicada - Single
date of release
18-08-2021




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