Текст песни 捻子巻く時計が月の満ち欠けを刻む - 霜月はるか
ひとり捻子を巻き続け
砂に埋もれる絡繰り時計
刻が留まる部屋は
訪れる者もなくて
淡き風も吹かない
月の光だけが届く場所
夜露に冷やされた蜘蛛の巣は
張り巡らされた黄金色の鎖
外れないほど固く幾度も
君を絡めているのなら
閉じ込められた世界を解き放ちたい
君が眠る棺を抱いて想いを繋ぎ
満ち欠けゆく月影に
時を刻む針を映す
今も捻子を巻き続け
何処に沈まる絡繰り時計
刻が凍れる君の
魂が彷徨う空に
煙る過去の記憶が乾く
言葉の響き遺している
翼に護られて咲く花を
狂わせていった蒼色の香り
還るための呪文の在り処すら
君は忘れてしまうから
閉じ込められた世界の醒めない夢は
君と僕を巡り合わせて滅びを紡ぎ
満ち欠けゆく月影に
時を刻む針を落とす
閉じ込められた世界で壊れていく僕は
その手を唇に重ねて想いを塞ぎ
満ち欠けゆく月影に
時を刻む針を戻す
棺を開けて全てを穢し
捻子巻かれる月影に
時を刻む針を止める

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